3月5日(月)の一般質問

2月定例議会は35日(月)に本会議を再開し、自由民主党議員3名が一般質問に立った。

自由民主党の先頭を切って井村昭彦(高岡・福岡) 県議が質問に立ち、午後からは、向栄一朗(高岡)県議、稗苗清吉(魚津)県議が壇上に立ち、以下の質問(詳細)を行った。



 

◆井村昭彦県議◆

22 井村 昭彦A.jpg井村県議は、石井県政二期目の総決算の年になる定例会と

強調したうえで、以下の質問をした。

 

1.活力とやまについて

(1)地域間の財政力格差の解消について

(2)並行在来線新駅の設置について

 (3)「総合拠点港」富山地区、新湊地区、伏木地区の効率

的・計画的な整備の取組について

 (4)とやまの農業の普及指導体制の充実について

 (5)雇用創出基金事業の重点分野雇用創造事業について

 

2.未来とやまについて

 (1)土曜半日授業の復活について

 (2)富山県の子どものあるべき学力水準について

 (3)教員の資質向上対策と現在冨山大学で行われている研修の実施

状況について

 (4)初任者研修などにおける服務規律の確保について

 

3.安心とやまについて

 (1)「福島原発事故独立検証委員会」の報告について

 (2)本県における危機管理体制やその状況提供体制の整備について

 (3)専門的な知識や技術を持った民間企業OBなどの高齢者の活用について

 (4)本県における民生委員の活動状況と、県の地域福祉の充実に対する取り

組みについて

 (5)高志リハビリテーション病院等の改築整備について

 (6)有害鳥獣の捕獲対策について

 (7)県内建設企業へのサポートについて

 

 

 

◆向栄一朗 県議◆

24 向 栄一朗A.jpg

向県議は、北陸本線・氷見線・城端線や伏木富山港の活用

など以下の質問を行った。

 

1.北陸本線・氷見線・城端線について

 (1)北陸本線・氷見線・城端線の接続性の改善について

 (2)城端線新駅設置後の城端線列車運行本数の

増便や氷見線と城端線の直通化について

(3)地域公共交通総合連携計画に対しての支援について

 (4)北陸本線が並行在来線に移行した際の城端発富山行

        き列車の存続について

 

2.伏木富山港の活用等について

 (1)「総合拠点港」に選定されたことからの米の中国等への輸出について

 (2)外航クルーズ船寄港によるオプショナルツアーや客船への船舶給水な

どの経済波及効果について

(3)大型客船の入出港シミュレーションやクルーズ客船の誘致活動への取組と

24年度入港予定の客船について

 (4)展望台や屋上・倉庫など既存施設を利用した避難場所の確保について

 (5)北洋材取扱い岸壁の集約化と第一水面貯木場のしゅんせつなどの港湾整備

について

 (6)木材業界にたいしての支援について

 (7)県産材の需要拡大について

 

 

 

◆稗苗清吉 県議◆

10 稗苗 清吉A.jpg稗苗県議は、210日から11日未明の雪でJRのダイヤが大幅に乱れたことに触れ、JRの長時間の運行停止は本県のマイナスイメージだとし、県はJRに対して除雪体制の強化、適切な情報提供や通勤通学時の区間運行の実施など利用者の側に立った運行管理の実現を強く求めた。他の質問は以下のとおり。

 

1.今冬の対応について

 (1)今冬の豪雪対応について

    ア JRに対して除雪体制の強化、適切な情報提供や通勤通学時の区間運行の実施など利用者の側に立った運行管理の実現を強く求める。

    イ 富山空港における冬期間の就航率の改善について

 (2)本県のインフルエンザの情況と取組について

 

2.富山シャクヤクのブランド化等について

    県産シャクヤクを用いた和漢薬製剤の生産を目指した栽培、製造、販売までの一貫体制の構築や、薬事研究所を活用した研究開発の推進などによる「富山のくすり」ブランド化について

 

3.布橋灌頂会について

    布橋灌頂会への支援について

 

4.交通基盤の整備等について

    国道8号入善黒部バイパス整備の今後の対応について

 

5.水力発電について

    県内の豊富な水資源を活用した小水力発電について

 

6.山村振興と漁業振興について

(1)山村振興について

  ア 今年度のカシノナガキクイムシ被害が減少した原因と、今後の取組について

  イ 公社営林における分収造林契約の変更契約の現状と、今後の取組について

(2)漁協の合併構想に対する取り組みについて

 

7.地元受注の拡大について       

    高志リハビリテーション病院等の改築整備への県内企業の受注機会について

 

8.就職支援について

 (1)高校生の就職希望者について

   ア 就職選択者の未内定の現状と今後のフォローの支援について

   イ 就職を選択する生徒本人と家族や学校とが、話し合いの場を設け、社会に出て働く意識付けの所見について

(2)障害者雇用における県内企業の実態と今後の取組について