自民党高岡市連 総合交通対策調査会

 
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3月10日(土)公共交通の在り方について協議をする「自民党高岡市連(支部長渡辺県議) 総合交通対策調査会(調査会長 矢後県議)が若林健太 参議院議員(長野県選挙区)を講師に迎え「北陸新幹線開業とこれからのまちづくり」と題して勉強会を開催した。

 若林議員は、新幹線の開業により “街は激変する”「交流人口の増加」「人の流れ」「ビジネス」「観光」など、駅が持つ集客力により、大きくまちは変わっていく。しっかりと新駅周辺のインフラ整備を整えることが肝要だと指摘し、新幹線開業後の長野市の反省すべき事例などを紹介した。



IMG_5911A.jpg勉強会の冒頭で、若林議員は、長野青年会議所時代に交流のあった高岡JCとの話を交えながら、高岡市と長野市は酷似していて、昔から交流があると親しみを込めて語った。

 また、新幹線開業後の並行在来線問題にも触れ、当時の長野はオリンピック開幕までの開業を目指し、鉄道資産の譲渡といった並行在来線の経営など、譲歩せざるおえない状況のなかで、厳しい経営に追い込まれたことや、駅の持つ集客力を見誤り、駅と善光寺周辺を結ぶインフラ整備を怠ったことにも言及した。

 長野駅は終着駅から通過駅に変わりストロー現象を懸念する声もあるが、北陸と長野が結ばれることで、北陸新幹線の魅力を周遊させること。都市が連携を図ることが大切だと述べた。また、長野は外国人誘客へインバウンド観光の取組もはじめ、国内だけでなくアジア諸外国にも北陸新幹線の魅力を発信すべきだと伝えた。

 

 

参議院議員 若林健太 先生プロフィール

 

◆略歴◆

 昭和39年生まれ(48歳)長野市在住

 昭和62年 慶應義塾大学経済学部 卒業

 平成02年 長野市で会計事務所を開設

       税理士・公認会計士

 平成09年 中央監査法人 代表社員就任

 平成15年 (社)長野青年会議所 理事長

       長野オリンピックなどを通じたまちづくり活動に貢献 

 平成17年 早稲田大学大学院 公共経営研究科修士課程修了

 平成19年 参議院議員政策秘書、農林水産大臣秘書官

 平成22年 第22回参議院議員通常選挙 長野選挙区 初当選

 

◆経歴◆

 参 議 院  財政金融委員会、決算委員会、災害対策特別委員会

       国際・地球環境・食糧問題に関する調査会、憲法審査会 各 委員

 

 自 民 党  国際局次長、新聞局次長

       行政改革推進本部事務局長代理、財政金融部会副部会長

       商工・中小企業関係団体委員会副委員長

       財政・金融・証券関係団体委員会副委員長

       力強い日本農業への道筋を考えるプロジェクトチーム幹事

       企業会計に関する小委員会事務局長

       地中熱エネルギー利用促進議員連盟事務局次長