自民党地方議員安全保障問題研究会を設立

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322日(木)自民党所属の県市町村議員が、安全保障問題や憲法上の問題等について研鑽を重ね、国会議員に任せるだけでなく、地方議員が県民にわかりやすく問題点などを伝え、新たな自主憲法の創設や、自衛権の確立など、安全保障問題について積極的に行動するため、自民党富山県地方議員安全保障問題研究会を設立した。 

役員選出では、会長に中川忠昭 県議(富山市)、副会長に稗苗清吉県議(魚津市)、事務局長に神田真邦 県議(滑川市)、監事に田畑裕明 県議(富山市)を選んだ。また、設立総会後に、元防衛庁長官で自民党政務調査会長代理の衆議院議員 中谷 元先生(高知県第2区)を講師に「安全保障問題、新憲法への自民党の取組」と題して基調講演を行った。

 



IMG_6182.JPG中谷先生は、冒頭、富山との縁や、予算委員会で万葉集を詠む橘衆議院議員(富山県第3区)の話題に触れながら一句「越中に 春告げ鳥を 尋ねゆく」と詠い、会場の雰囲気を和ませてから本題に入った。

講演では、アメリカの凋落、中国の台頭、ロシアの復活など世界情勢の変化や各国の軍事費、アメリカの新戦略等について説明があった。また、中谷先生は、サンフランシスコ講和条約発効60周年となる428日までに、憲法改正原案の最終案をまとめるとした。

最後に、これからの日本に必要なこととして、山本五十六のことばで「苦しいこともあるだろう 言いたいこともあるだろう 不満なこともあるだろう 腹の立つこともあるだろう 泣きたいこともあるだろう これらをじっと堪えてゆくのが 男の修行である」と紹介し講演を終えた。

 

 

 

自民党政調会長代理

 中谷  元 衆議院議員 

 

選挙区:高知県第2

当選回数:7

生年月日:昭和321014

 

自民党情報調査局長

郵政政務次官

自治総括政務次官

国務大臣 防衛庁長官

 

 

(経歴)

昭和513
  土佐高等学校 卒業(51回生)
昭和553
  防衛大学校 本科(理工学専攻)卒業(24期)
昭和5912
  陸上自衛隊 普通科連隊小銃小隊長、
  レンジャー教官を担当 二等陸尉で退官
昭和601
  衆議院議員(防衛庁長官)加藤 紘一 秘書
昭和6012
  衆議院議員(厚生大臣)今井 勇 秘書及び秘書官
昭和619
  衆議院議員(大蔵大臣)宮澤 喜一 秘書
平成22

衆議院議員 初当選(現在に至る)