五十嵐政調会長が代表質問

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県議会2月定例会は31日、本会議を再開し、自民党議員会を代表して五十嵐政調会長が代表質問を行った。五十嵐政調会長は、質問の冒頭で、輸出で稼ぐ日本経済が岐路を迎えるなか、労働人口が半減する社会にどう向き合い、厳しい現実にどう対処していくのか与党の対応に危機感を募らせた。

 



また、既に破綻したマニフェストに固執し、最低保障年金など、さらに巨額の予算をばらまき、膨大な負担を強いるのか、それらを全面的に撤回し一から出直すのか、国民に信を問わなければならいとした。消費税増税が当面の財政再建に繋がるとしても、何をなすために負担に耐え、身を切らねばならないのかと、国の方針があやふやで不安が募るばかりだと政府与党への批判を強めながら、五十嵐政調会長は、『我が自由民主党は、「地域」を原点に、住民一人ひとりが、その自助・自立の精神を最大限に発揮できる社会の実現こそが我が国の輝かしい未来を切り拓くと固く信じ、県民の皆様の期待と信頼に応え、全力で取り組む』と誓い、以下の質問を行った。

 

(代表質問項目)

Ⅰ 行財政運営について

 1.これまでの県政運営への評価について

 2.新たな総合計画の策定について

 3.県の予算編成と財源確保対策について

 4.社会保障と税の一体改革について

 5.県立大学の地方独立行政法人化について

 

Ⅱ 防災、原発、エネルギー対策について

 1.消防防災体制の充実・強化について(広域消防防災センターの活用等)

 2.自主防災組織の機能強化について

 3.原子力災害対策について

 4.今後の電力需給とエネルギー対策について

 

Ⅲ 基盤整備と地域活性化について

 1.北陸新幹線の延伸問題について

 2.並行在来線問題について

   (1) JR西日本との交渉について

   (2) 並行在来線の経営計画について

   (3) 新駅設置可能性調査について

 3.伏木富山港の整備促進について

 4.国際航空路線の強化について

 

Ⅳ 産業の振興と景気・雇用対策について

 1.持続可能な力強い農業の実現について

 2.本県経済の現状と中小企業支援について

 3.低入札対策の強化について

 4.工事発注の適正化について

 

Ⅴ 安全・安心な暮らしの実現等について

 1.在宅介護の取組みの強化について

 2.震災がれきの処理について

 3.暴力団排除条例の運用について

 

Ⅵ 明日を拓く人づくりについて

 1.高等特別支援学校の整備について

 2.技術力向上について