砺波市連女性部総会で佐藤ゆかり参議院議員が講演
3月10日(土)自民党砺波支連女性部(澤田厚子部長)の総会が開催された。
総会に先立ち3.11東日本大震災で犠牲になられた方々へ心からの哀悼の意を表すべく、参加者全員で黙祷を捧げた。議事では、平成24年度事業計画及び活動目標、予算を承認し、総会を無事に終えた。
総会終了後には、佐藤ゆかり参議院議員が「どうなる日本の消費増税」と題して記念講演を行った。続く(詳細)
佐藤ゆかり議員は、日本に山積する課題は多い「社会保障と税の一体改革」「外交」「防衛」「領土問題」「教育」など、民主政権では日本が崩壊すると警鐘し、すぐにでも保守政治へ復帰し、日本を立て直す必要性に迫られていると強調した。
年金制度では、自民党の考え方は保険方式で、自分のことは出来る限り自立をしながら人を助ける「自助・共助」そして、最後に公助がくる考えだ。それに対し、民主党の年金制度の考え方は、全額を税で賄う全額税方式。必要な人も不要な人にも支給し、加入期間が40年間であっても30年であっても一律に支給する。公助が先にきて、不公平感を生み、社会的なモラルが低下すると述べた。
頑張って努力をした人が報われる。そして困った人を助ける“自助”“共助”。これが保守の考え方だとした。また消費税の在り方や、被用者年金一元化についても言及した。
後半、日本経済はまだまだ大丈夫だとエコノミストとしての持論を展開し、民主のような増税、増税路線ではなく。経済成長を優先させる。地域に根差した中小企業が地元で生産し、アジア諸国へ輸出し、地域の経済を活性化させ内需を拡大し雇用を拡大させる。中小企業が景気回復を実感できるように、活性化は地域からだとし講演を終えた。
参議院議員 佐藤ゆかり 先生プロフィール
◆略歴◆
1961年 東京都世田谷区生まれ
1980年 不二聖心女子学院高等学校 卒業、
1980年 上智大学外国語学部フランス語学科 推薦入学
1983年 コロンビア大学政治学部 編入
1985年 パリ政治学院 及び パリ大学 学士号(B,A)取得
1987年 ジュネーブ大学大学院開発学研究所 卒業、開発学サーティフィケート取得
(アジア経済開発専攻)
1988年 コロンビア大学大学院国際関係学科 卒業、修士号(M.I.A)取得
(開発経済学専攻)
1998年 ニューヨーク大学(NYU)大学院経済学博士課程 卒業、博士号(Ph.D.)取得
(金融経済学専攻)
1998年~02年 日興シティグループ証券会社 市場調査部 エコノミスト
2002年~04年 J.Pモルガン証券会社経済調査部 シニア・エコノミスト
2004年~05年 クレディスイス証券会社 チーフ・エコノミスト 謙 経済調査部長
早稲田大学大学院公共経営研究科 兼任講師
2005年 衆議院議員選挙 初当選(東海ブロック)、自民党岐阜県第一選挙区支部支部長
2008年~10年 自民党東京都第五選挙区支部支部長
2010年7月 参議院議員比例代表選挙(全国区)自民党上位2位当選
2011年4月~ 広島経済大学 特別客員教授