四方議員会長が代表質問

 県議会6月定例会は615日、本会議を再開し、自民党議員会を代表して四方会長が代表質問を行った。四方議員会長は、質問に先立ち、依然として大量のがれきが、被災地を苦しめ、また、相も変らぬ、民主党政権の成り行き任せの迷走が、原子力発電を巡る混乱や、電力不足を全国に波及させ、さらに、経済政策にいたっては、自ら策定した成長戦略の9割を「成果なし」と認めるなど、その無為無策ぶりは、目に余り、看過できないとした。

国民一人ひとりの豊かな自助・自立の精神とその絆を礎とする、まっとうな政治を取り戻さねばならない。我が党議員会は、県政の責任政党として、このことを、今一度、肝に銘じ、富山の地から日本を立て直す、そうした決意で、県政の諸課題に積極果敢に取り組むことを誓うと述べた。また、四方議員会長は、交流の促進と基盤整備について、物流面だけでなく、観光面でも効果が期待される、東海北陸道の4車線化やスマートインターチェンジなどの高速道路網。一日も早い開通が望まれる新湊大橋や伏木富山港周辺の社会資本整備を早急に進め、さらなる観光振興つなげていかなければならないとして、東海北陸道や新湊大橋、伏木富山港周辺の道路整備スケジュールとさらなる整備に向けての取組について質問した。

他の質問は、以下のとおり。



25 四方 正治.jpg(代表質問項目)

Ⅰ エネルギー、防災対策について

 1.電力不足を招いた政府の対応、節電の影響、対策について

 2.長期的かつ総合的なエネルギー対策について

 3.志賀原発の安全協定の締結について

 4.広域的な消防防災体制の充実・強化について

 5.地域防災計画の見直しについて

 6.津波対策の充実について

 

Ⅱ 交流の促進と基盤整備について

 1.新幹線開業を見据えた官民一体の取組について

 2.全国豊かな海づくり大会について

 3.文化による本県の活性化について

 4.並行在来線について(JR支援、社長人選)

 5.海外との戦略的な交流の推進について

 6.観光振興に資する社会資本整備について

 

Ⅲ 産業の振興等について

 1.経済・雇用情勢、対策について

 2.中小企業振興条例について

 3.県産米の食味向上について

  

Ⅳ 安全・安心な暮らしの実現等について

 1.国との国民保護共同実動訓練について

 2.震災がれきの広域処理について

 3.「とやま21世紀水ビジョン」の改定について

 4.通学路の安全確保と交通安全意識の向上について

 5.高速バスツアーの安全確保について

 

Ⅴ 明日を拓く人づくりについて

 1.重点戦略「健康先進県」のねらいについて

 2.高齢者の生きがいづくりと認知症対策について

 3.社会全体による障害者支援について

 4.がん対策の推進について

 

■ 後文(知事選について)